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ラファージュグループの取り組み

ラファージュグループは、持続可能な循環型社会の実現を目指しています。そのため、自ら高い目標を掲げ、誰もが客観的にその実績を測定できるよう明確な目標値と期限を設定しています。

「持続可能な開発に向けた活動目標2012」をもとに、ラファージュグループは、人と地球環境への配慮を中核に据えた活動を進めています。

地球温暖化防止に向けた取り組み

ラファージュグループは2000年、グループ全体の二酸化炭素排出原単位を2010年までに1990年比で20%削減することを約束しました。この目標値は、京都議定書が先進国に対して定める目標値の約4倍の削減量に相当します。二酸化炭素排出量削減への取り組みに加えて、ラファージュグループはエネルギー資源の保全に向けたソリューションの開発にも取り組んでいます。

CO2排出量の削減

WWF(世界自然保護基金)とのパートナーシップ

フライアッシュを使用するBouskouraセメント工場(モロッコ)ラファージュグループが排出する温室効果ガスのほとんどは、セメント製造に由来します。セメントの製造工程から排出される二酸化炭素は、グループ全体で排出される量の98%を占めています。

ラファージュグループは、世界が直面する地球温暖化問題を深刻に受け止め、2001年にWWFとパートナー契約を結びました。自ら高い目標を設置し、その目標を前倒しで達成しています。

  • 先進国における総排出量を絶対量で10%削減
  • 各国で制裁するセメント1トン当たりの純排出量を20%削減

これまでの成果をもとに、当グループは2009年に地球温暖化防止に向けた新たな目標を活動計画にまとめました。持続可能な社会の実現を目指し、積極的な活動を継続しています。

総排出量、純排出量:純排出量=総排出量-廃棄物焼却による排出量

2010 International Year of Biodiversityラファージュは、WWFを筆頭としたパートナーとともに、生物多様性の保全に貢献しています。

ラファージュの取り組み

目標を達成するために、ラファージュは次のような取り組みを行っています。

  • エネルギー消費量の削減
  • 工場の近代化および代替エネルギー源を使用する工程の継続的改善
  • 代替燃料の使用
  • セメント製造における産業廃棄物の使用(特に、スラグ、フライアッシュ、ポゾラン)
    例:セメント添加物の一部はクリンカーと置き換えることができ、結果として二酸化炭素の排出量の削減につながる。

実績

  • 1990年から2009年にかけて、セメント1トン当たりの二酸化炭素純排出量をグループ全体で20.7%削減。
  • 1990年から2009年にかけて、先進国の二酸化炭素排出量を絶対量で37.7%削減。

ラファージュグループは、地球温暖化対策に関する研究開発に投資しています。

  • 二酸化炭素の発生量が少ないクリンカーの開発
  • エネルギーをより効率よく使用する製造工程の研究
  • コンクリートの組成物の最適化およびリサイクルの改善

持続可能な建築

建設業のエネルギー消費量は多く、先進国における二酸化炭素排出量の40%は建物から排出されています。ラファージュは、責任ある企業としての自覚を持ち、環境への影響の削減を目指し、持続可能な建築の発展を追及しています。

ラファージュグループは、価値連鎖のあらゆる側面に取り組み、パートナーシップおよび団体活動を通して、持続可能な社会の形成に貢献しています。

  • WBCSD(世界経済人会議)
  • EEB Project(建物のエネルギー効率に関するプロジェクト)
  • Building Energy Foundation(ビルディングエネルギー基金)
  • UNEP(国連環境計画)
  • 有名建築家とのコラボレーションプロジェクト(ジャック・フェリエ(Jacques Ferrier)の"ハイパーグリーン・プロジェクト(Hypergreen project)"、マルク・ミムラム(Marc Mimram)による研究 "Living infrastructures")

クリーン開発メカニズム

ラファージュは、京都議定書の枠組み基づき、クリーン開発メカニズムの開発に向けたプロジェクトを多数展開しています。

以下の3つのプロジェクトがクリーン開発メカニズムエクゼクティブ・コミッティ(CDM Executive Committee)に認識されています。

  • モロッコ:Tetouan風力発電所ーその地域のラファージュセメント工場の電力の50%を供給
  • マレーシア:RawangおよびKanthanセメント工場ー熱エネルギーの5%をバイオマス由来に
  • インド:フライアッシュをセメントに使用しリサイクルに貢献

この3つのクリーン開発メカニズムによる二酸化炭素排出量削減量は、年間160,000トン。これを樹木に換算すると年間1,060万本に相当します。ラファージュグループは、新たなクリーン開発メカニズムの研究に取り組んでいます。

セメント産業が排出する二酸化炭素の量は、地球全体で人間活動により排出される量の5%に相当します。ラファージュは、責任ある企業としての自覚を持ち、クリーン開発メカニズムだけではなく、セクター別アプローチをとっています。CSI(セメント・サステイナビリティ・イニシアチブ)をはじめ、セメント産業の二酸化炭素排出量削減に向けた取り組みを進めています。

産業エコロジー

太陽エネルギー発電(ドイツ)ラファージュグループは、廃棄物の付加価値化を中心に、産業エコロジーの考えを基盤にしたアプローチを構築しています。特定の産業から排出される廃棄物は、別の産業でエネルギーまたは原料として利用することができます。2009年の実績では、廃棄物やバイオマスなどの代替燃料は、ラファージュグループで使用する燃料の約11%を占めています。

代替燃料の使用拡大を目指して

ラファージュは30年間に渡り、エネルギー消費量の削減および供給の多様化に向けたソリューションの開発に取り組んでいます。

使用している代替燃料の一例

  • バイオマス:もみ殻(フィリピン)、コーヒーポッド(ウガンダ)、パーム椰子の実殻(マレーシア)
  • 各種廃棄物:プラスチック、溶媒、古タイヤ(ドイツ)

廃棄物を代替燃料として活用し化石エネルギーに置き換えることは、当グループにとってメリットがあるだけではなく、地域コミュニティへの貢献にもつながります。

  • 化石エネルギーの使用量が減ると燃料費削減につながり、従来の燃料市場への依存度も低減することができる。
  • 廃棄物処理サービスを地域コミュニティに提供することができる。

また、代替燃料の使用は、二酸化炭素排出量の削減にもつながります。廃棄物を埋立てに使用すると温室効果ガスが発生する一方、バイオマスは二酸化炭素を排出しません。

代替燃料の開発

セメント製造においてクリンカーは重要な原料ですが、その一部を廃棄物に置き換えることができます。リサイクル建設資材などの産業廃棄物を加えることで、天然資源および再生不能な原料の使用量削減、二酸化炭素排出量の削減、および、コスト削減に貢献することが可能です。


詳しくは、ラファージュグループ ウェブサイトをご覧ください。

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